STORY
1979年、ワシントン州の田舎町でレコーディングされた1枚のアルバム「Dreamin’ Wild」。10代だったドニーは兄とデュオを結成し、父が息子たちのために自作したスタジオで数々の楽曲を生み出した。家族に支えられ情熱を注ぎ込んで作ったアルバムだったが、世間からは見向きもされず、夢に手が届くことはなかった。それから約30年後――。思い描いていた夢とは程遠い人生を送っていたドニーは、コレクターにより発見されたアルバムが再評価され、“埋もれた傑作”として人気を博していることを知る。思いもよらない成功に家族は喜ぶが、ドニーは目を背けてきた過去や感情と向き合うことになり…。
監督のビル・ポーラッドは、人生における音楽の意味、
家族の愛とその複雑さについて深く考察し、感動的に描いた
思わず足を踏み鳴らしたくなるような、魅力的で心温まる音楽伝記映画
それぞれの時代と心の重荷を交互に描いた静かな感動を呼ぶ極上のドラマ
これまで掘り下げられることのなかった着想をもとに展開される、魅力的な物語
それらを交互に、穏やかな愛に満ちた描写で映し出す
ケイシー・アフレックの演技は傑出している
そして家族の約束について思いを巡らせた音楽伝記映画
その両方にある普遍的な問いを描いた、実話に基づく感動的な映画